キャラクターのイラストの準備が終わったら、配信に向けて行わなければいけないことが多数あります。配信に向けての準備をしっかり行わないと事故が発生したり音量が不安定になることがあります。今回は準備しないといけないソフトウェア・デバイスについて簡単に説明します。
配信ソフトの決定
配信ソフトは有料から無料まで様々な物があります。しかし有料のものを選ぶ必要はありません、経費を抑えるためにも無料でなおかつ機能がたくさんついているソフトを選べれば有料とほぼ同レベルの配信が可能になります。ここで紹介する配信ソフトは「OBS Studio」という無料の配信ソフトです。配信者であればどなたでも使用している定番ソフトです。配信で使うような機能があったり、外部プラグインを使うことでイコライザーやコンプレッサーなど使えるのでマイク環境が劣悪でも設定で何とかなる可能性があります。
キャラクターを動かすためのソフトを決める
キャラクターを動かすソフトで有名なのはFaceRigが有名ですが、私が使った感想ではありますが、パソコンのメモリやCPUをとても使って重く感じたので、現在はVtuberStudioを使っています。キャラクター作成のクリエイターさんによって異なりますが、基本的にVtuberStudioを使うことを前提に作られるのでVtuberStudioをお勧めします。しっかりとトラッキングしてくれるので基本的に設定を触ることなく利用できます。有料機能を使うことで宣伝キャラクターを削除出来たり複数のキャラクターをオンライン上で動かすことができます。
サムネイル作成用ソフトの準備
Windowsに搭載されているペイントツールでサムネイルを作成するのは難易度が非常に高いです。効果を掛けたり、重ねて配置したりするのが苦手なので別のイラストソフト、ペイントソフトを準備する必要があります。こちらも配信ソフトのように無料から有料まであります。重ねたりするだけであれば、GIMPを使用することで解決します。しかしフォントを使ったり効果を使ったりするのであれば有料ソフトをお勧めします。わたしは、Adobeのillustratorを使用しています。Adobe内にあるフォントが使い放題でありますし、様々な効果を入れることができます。GPUにて処理をされるので重くなることがありません。
私が必要かなと思うソフトウェアは上の３つかと思います。サムネイル作成用のペイントソフトは無料で十分かと思います。サムネイルを最高のものを作ろうとすると優良が一番いいかなと思いますが、センスが求められるんだよね。
次に配信に必要なデバイスを紹介します。
絶対に必要なパソコン
パソコンはできるだけゲーミングパソコン・クリエイターパソコンを買うようにしてください。購入を検討する際は、量販店ではなくパソコンを専門に取り扱っている店で選んでください。ドスパラ、パソコン工房、Mouseコンピューターで選ぶようにすれば失敗なくパソコンを購入できます。買う際には、CPU,GPU,メモリ,記憶容量をしっかり確認することです。私のパソコンの選び方をここで紹介すると長くなるので別記事にまた書いておきます。
音を聞くためのヘッドホン、イヤホン
配信するのに画面にあるスピーカを使うとマイクに乗ってしまいノイズになってしまうのと、声とスピーカーの音でうるさくなりがちなので必ずヘッドホン、イヤホンを買っておきましょう。私が使っているのはLogcoolのG403というヘッドホンです。イヤホンは落ちそうで気持ち悪いのであまり使いません。ゲームするのであればゲーミングヘッドホン、イヤホンを勧めます。
自分の声を録音するためのマイク
マイクは特にこだわる必要があると思います。ダイナミックマイクやコンデンサーマイクなどあります。音質はどちらも変わりませんが、ダイナミックマイクは集音性が比較的低いためゲインを使用したりする必要がありますが耐久性に優れています。コンデンサーマイクはダイナミックマイクより集音性が高いので、より高音質に録音できます。しかし、ファンタム電源が必要となり、なおかつ耐久性がダイナミックマイク低いため保管場所などに気を使う必要があります。どちらもオーディオインターフェースというものが必要になります。オーディオインターフェースには一般的にファンタム電源が搭載されているのでコンデンサーマイクを購入予定の場合は必須です。一般的なマイクはUSB接続ができないのでどちらのマイクでもオーディオインターフェースが必要です。安いものから高いものがありますが、一般的な配信であればそこまで高額なものを購入する必要はありません。
キャラクターのトラッキングをするためのWebカメラ
VTube Studioなどキャラクターを動かすソフトにはトラッキングをする必要があるのでWebカメラが必須になってきます。トラッキングをスムーズに行うにはある程度、高画質なWebカメラが必要になります。一般的に販売されているもので十分だと思います。
すべてのデバイスを揃えるのは費用が掛かりますが、しっかりと選ぶことで１回の購入で済むため選ぶのは慎重になる必要があります。簡単な紹介だけでしたが他の記事にて詳細なことをまた書きたいと思います。
